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<菅首相>「報復人事、ない」小沢封じ込めは観測気球か(毎日新聞)

 菅直人首相は4日の会見では、小沢一郎前幹事長との関係を問われても慎重な言い回しに終始した。

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 会見冒頭あいさつでは、小沢氏に言及しなかった。次期幹事長に小沢氏と距離を置く枝野幸男氏らの名前が挙がっていることなどから「小沢氏への報復人事なのか」とも聞かれたが、「(人事は)全くの白紙。報復とか何とかということは考えてない」と述べた。

 さらに「何かどのグループをどうこうするという発想は全くありません」とも話し「少なくともしばらくは静かにしていただいた方が」などと語った前日に比べ抑制した印象が強かった。

 今後の小沢氏との距離はどうなるのか。政治評論家の浅川博忠さんは「新内閣に小沢氏の影が残っていれば、国民は評価しない。選挙結果にも直結し、菅首相も小沢排除は不可欠とみているだろう。小沢氏と距離のある仙谷由人氏の起用など『小沢封じ込め』の観測気球を上げ、小沢グループの出方をうかがっているようだ」と指摘。「選対委員長や国対委員長のポストから小沢氏側近を外せるかが新政権の運営に大きくかかわる」との見方だ。

 また、経済アナリストの森永卓郎さんは「選挙上は小沢さんと距離を取るのはプラスになるが、昨年のマニフェストは小沢さんの思想をもとに作られており、影響力を排除すると、ますます守られなくなるだろう」と政策面について言及。

 そのうえで「小沢さんは参院選後は何とかひっくり返そうと仕掛けてくると思うが、首相や幹事長の権限は大きく、一介の議員が対抗するのは難しい。そもそも民主党の中に異なる意見を持つ人が併存するのが問題で、二つに割ってもう一回選挙をすべきだ」としている。【曽田拓、長野宏美、百武信幸】

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国保組合への補助、有識者から「削減・圧縮に向けた努力を」(医療介護CBニュース)

 厚生労働省は5月31日、「国民健康保険組合への補助金の見直し」を対象に行政事業レビューの「公開プロセス」を行った。事業を所管する保険局側は、補助制度の見直しや指導監督の強化を盛り込んだ改革案を提示したが、外部有識者からは補助金の削減や圧縮に向けた一層の取り組みを求める声が上がり、8人全員が改革案では「不十分」と判断した。

 改革案では「不十分」とした8人の内訳は、「事業は継続するが、さらなる見直しが必要」が5人で最も多く、「一定期間経過後、事業を廃止すべき」が1人、「地方公共団体の判断に任せる」が1人、「市町村国保への一体化を検討」が1人。また、事業の実施状況の把握水準が「妥当」としたのは1人で、7人が「不十分」とした。

 厚労省によると、国保組合に対する国庫補助には、▽医療給付費などに対する定率補助▽各国保組合の加入者の所得水準に応じて配分する普通調整補助金▽毎年度の財政状況、経営努力などに応じて配分する特別調整補助金▽医療費の適正化事業などに対する特別対策費補助金―などがある。
 定率補助は、医療給付費などの32%が原則。ただ、1997年9月以降に健康保険の適用除外承認を受け、新規に国保組合に加入した人に対する補助率は全国健康保険協会(協会けんぽ)の補助率を勘案して設定されており、若人医療給付費の13.0%、後期高齢者支援金・介護納付金の16.4%となっている。

 これに対し、BNPパリバ証券会社経済調査本部長・チーフエコノミストの河野龍太郎氏は、「97年9月以前に加入した人に関しても、本来であれば協会けんぽと同じような補助率にすべきではないか」「既得権益化していることにならないか」などと指摘。
 また、特別対策費補助金の役割を疑問視する声が上がり、同省側は「(特別調整補助金の)経営努力分と特別対策費補助金は似たような内容になっているので、両者の関係も含めて見直しをしたい」と述べた。

 コーディネーターの熊谷哲・京都府議会議員は最後に、「有識者の意見では、積立金が一定以上の組合に対する国庫補助の停止あるいは削減、調整補助金などの一定期間経過後の廃止、97年9月以前の加入者に対する高い補助率を速やかに見直すべきとの指摘があった」とし、「全体として見直しの方向性は理解するが、具体的な手段、補助率の削減・圧縮に向けた一層の努力が必要とのご見解がほとんどだったと思う」と述べた。


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<図書館のない村>善意殺到 10日間で絵本1万冊突破−−福島・飯舘(毎日新聞)

 図書館がなく、書店も村営の1軒しかない福島県飯舘(いいたて)村が、不要な絵本の寄贈を今月から呼びかけたところ、わずか10日間で全国から1万冊以上が集まった。別に現金まで添えて「わが家の子供がボロボロにしましたが使ってください。新しい本代の足しに」と申し出た人も。村の教育関係者たちは「ありがたい」と感激。来年3月末まで寄贈を受け付ける予定だ。

【ニュースの第一報】絵本:「本の過疎地」に寄贈訴え 福島・飯舘

 飯舘村は阿武隈山地にある人口約6000人の過疎地。財政難で学校の図書購入費も乏しいが「絵本は子供の成長に欠かせない」として今月11日から絵本の募集を始めた。この動きは同日付の毎日新聞夕刊が紹介した。

 直後から、段ボール箱に詰められた絵本が殺到し、21日には1万冊を突破。23日昼現在で1万615冊、寄贈者は北海道から九州まで334人に上る。

 東京都の女性は「新しい本代の足しに」と現金10万円を添えてきた。東京都の別の女性は「夫はうつ病を患い、新しい生活の場を飯舘村にしようかと考えています。ご縁をいただきありがとうございました」と記していた。

 村の広瀬要人(かなめ)教育長(63)は「一人一人の善意が本の山になった。ありがたく使わせていただきます」と話している。本の送り先は〒960−1892 飯舘村伊丹沢字伊丹沢580の1、飯舘村教育委員会。送料は寄贈者負担。問い合わせは村教委(0244・42・1631)。【神保圭作】

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携帯で殴る、つまようじで刺す…修学旅行で生徒にけが 法政大中高の体育科元教諭ら2人書類送検(産経新聞)

 法政大学中学高等学校(東京都三鷹市)の男性教諭2人が今年1月、修学旅行先の北海道で男子生徒2人に暴行を加えて負傷させた問題で、警視庁杉並署は11日、傷害や暴行などの疑いで、同校の体育科元教諭の男(28)と、国語科元教諭の男(35)=いずれも懲戒解雇=を書類送検した。同署によると、2人は「指導に行き過ぎがあった」と容疑を認めている。

 同署の調べによると、体育科の元教諭は今年1月16、17日、北海道新得町のホテルで、当時高校2年だった男子生徒(17)2人の頭を手や携帯電話で殴り2〜3週間のけがを負わせたほか、2人の携帯電話やゲーム機を破壊。国語科の元教諭は同じ生徒2人の髪の毛をハサミで切った疑いが持たれている。

 同署や同校によると、元教諭2人は生徒が規則を破り、旅行先に携帯電話やゲーム機を持ち込んでいたことに腹を立て、「生徒指導」として暴力をふるったという。旅行は教諭4人が引率し、2年生の男女107人が参加していた。

 同校によると、元教諭は負傷した2人を含め計9人を暴行。はさみで自分の頭髪を刈らせ、正座した生徒の頭に水をかけた。さらに、ひざの上に食事用のトレーを重ねて載せた後、しびれた足をつまようじで刺すなどの体罰も加えたという。

 同校は2月に教諭2人を懲戒解雇処分していた。

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ぞうきん無断で燃やした女逮捕 尼崎、周辺で数十件発生(産経新聞)

 兵庫県尼崎市の路上でぞうきんに火を付けたとして、尼崎北署などは23日、器物損壊容疑で、同市在住の無職の女(39)を逮捕した。

 逮捕容疑は16日午後4時50分ごろ、尼崎市尾浜町の路上で、72歳の女性が営業する店舗の外に置いてあったぞうきん2枚にライターのようなもので火を付けて燃やしたとしている。

 尾浜町を含む尼崎市北部と東部では、今年1月ごろから、同様の事件が数十件起こっており、女が「尾浜町での事件は私がやりました」と供述していることから、同署が関連を調べている。女には知的障害があるという。

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<雑記帳>24金製サッカーボール…公式球と同じ大きさ!(毎日新聞)

 6月に開幕するワールドカップ(W杯)南アフリカ大会を記念して作られた24金製のサッカーボールが仙台市青葉区の百貨店「仙台三越」に展示されている。

 ガラスケースに入れられた黄金ボールは公式球と同じ大きさで、まばゆいばかり。約3キロの金が使われ、お値段は2940万円という。20日まで展示される。

 「W杯で優勝したら、日本代表にプレゼントしたい」と販売元。ただ「ベスト4入り」を掲げる岡田ジャパンの調子は今一つ。目標を黄金ボールに変更したら、チームももっと輝く?【垂水友里香】

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教員人事権5市町が受け入れPT 大阪、連休明け発足(産経新聞)

 大阪府の橋下徹知事の要望を受け、文部科学省が小中学校の人事権を市町村に移譲する方針を決めたことについて、大阪府池田市の倉田薫市長は16日、「朗報だ」と述べ、人事権受け入れに前向きな姿勢を改めて表明。大型連休明けをめどに、府北部3市2町でプロジェクトチームを発足させ、事務レベル協議を始める考えを明らかにした。

 協議を行うのは、北摂地域の池田、豊中、箕面の3市と豊能、能勢の両町。倉田市長は「文部科学省の判断は大変ありがたい。これで特色ある教育を進めることができる」と語った。

 公立の小中学校をめぐっては、市町村が学校を設置し、運営を担っている一方、教員人事権は都道府県が持っている。橋下知事は「地域の学校は地域が責任を持つべきだ」とし、権限と財源を府から市町村に移すことを主張。要望を受けた文部科学省が15日、人事権移譲を了承する方針を明らかにした。

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チューリップ 春のじゅうたん…120万本が満開 三重(毎日新聞)

 三重県桑名市長島町のテーマパーク「なばなの里」でチューリップ約120万本が満開になっている。今年は気温の低い日が続いたため見ごろの期間が長くなり、今月下旬まで楽しめるという。

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 約4.3ヘクタールの「花ひろば」に約200種のチューリップが植えられている。赤や白など色とりどりの花が咲き誇る園内では、家族らが散策し、「華やかな春」を満喫していた。日没から午後9時まではライトアップされている。【沢木繁夫】

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注目を集める布ナプキン 子宮疾患啓発から体と心見つめ直す(産経新聞)

 きょう4月9日は「子宮の日」。子宮頸(けい)がんのリスクを啓発する動きが広がりを見せる中、女性の間で布製の「布ナプキン」が注目を集めている。「ゴミが出ない」「不調が軽減する」「気持ちが前向きになる」といった生き方そのものを見つめ直すきっかけにもなっており、布ナプキンの付録付きの本も登場している。(中島幸恵)

 ◆憂鬱な月経を前向きに

 「子宮の日」は主に20〜30代の若い世代に向け、子宮を思いやり、子宮頸がんといった子宮疾患についての予防意識を高めてもらおうと設定された。中でも子宮頸がんは検診で早期発見・予防が可能であるにもかかわらず、毎年2000人以上が死亡しているといわれる。

 医師や市民団体などで作る「LOVE49●プロジェクト」事務局(東京都千代田区)は今年から一般向けに、検診を呼びかけるトークショーの開催やチラシを全国各地で4月9日に配布。プロジェクトを主催するNPO法人「子宮頸がんを考える市民の会」の渡部亨宏事務局長は「子宮を守るのは自分自身という意識を高め、がんのリスクを軽減させたい」と意気込む。

 子宮疾患への啓発が進むにつれ、注目を浴びているのが布製の生理用品「布ナプキン」だ。使い捨てが当たり前の生理用品にあって、洗濯して繰り返し使える。月経時の色や量を確認できることが、自分の体を見つめ直すきっかけにもなっている。

 皮膚がかぶれなくなったり、冷えない、においがしないのが特徴。憂鬱(ゆううつ)な月経期間を前向きにとらえる女性たちの間で、布ナプキンを購入したり自分で製作する動きも活発だ。

 ◆環境にも体にも良い

 10年ほど前から布ナプキンの製作、販売に取り組んでいるクリエーターのユーゴさん(36)は出産・育児を機に布ナプキンに換え、心身ともに快調になった。「当時は布ナプキンの話をすると、『気味が悪い』『面倒』と見向きもされなかった」と振り返る。

 布ナプキンへの偏見を払拭(ふっしょく)しようと、デザインや生地を工夫して製作、販売したところ、ここ2年ほどで取り扱い店舗が拡大、ネットでの問い合わせや購入も増えてきたという。

 「最近の“もったいない”風潮もあって、『環境にも体にも良い』と評価が高まっている」とユーゴさん。

 ユーゴさんは「子宮の日」に合わせ、布ナプキンの効能や扱い方をまとめた著書『布ナプキン こころ、からだ、軽くなる』(産経新聞出版)を発行。使い方や洗い方、外出先での不安など、布ナプキンにまつわるさまざまな疑問を丁寧に説明している。

 実際に、使い勝手と心地良さを実感してほしいと、著書にはオーガニックコットンでできた布ナプキンの実物が付録として付いている。

 ユーゴさんは「布ナプキンを通して、体や心を大切にする生き方を考えるきっかけにしてほしい」と呼びかけている。

                   ◇

 ■昨年度は単年度だけで106万枚販売

 国内の布ナプキンメーカー32社各社の調査によると、平成10年度から20年度までの10年間における布ナプキンの累計販売総数は376万枚。しかし、昨年度は単年度だけで106万枚販売され、20年度までの10年間の販売総数の約3分の1に上り、最近の注目の高さをうかがわせる。

 1人が10枚使用すると仮定すると、昨年度だけでも約10万6千人が布ナプキンを使用した計算だ。環境や体、心の問題に関心の高い女性が多いだけに、布ナプキンの使用は急速に広がりそうだ。

●=黒ハート

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 人気マンガ「クレヨンしんちゃん」が、埼玉県春日部市をPRする「まちの案内人」に採用された。今年度からイベント案内やPR誌に登場し、マンガに負けず劣らず大活躍する。

 市内在住だった原作者、故臼井儀人さんがしんちゃんの住む町として取り上げたのが縁で、すでに住民票も取得。市は年約73万5000円で出版社から使用の承諾を得た。

 マンガと関連書籍は海外15カ国でも販売され、計9600万部が売れる人気ぶり。早速、しんちゃん入り名刺を作った石川良三市長は「しんちゃんと一緒に春日部を世界に広めるぞ〜」。【西村隆】

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