<112番元素>命名「コペルニシウム」…寿命1千分の1秒(毎日新聞)

 化学者の国際組織「国際純正・応用化学連合」(IUPAC)は、現在公式に認めている元素の中で最も重い112番元素を「コペルニシウム」と命名したと発表した。15〜16世紀のポーランドの天文学者で地動説を提唱したコペルニクスにちなんだ名前で、元素記号は「Cn」となる。

 112番元素はドイツの重イオン研究所の研究チームが96年、加速器で原子同士をぶつけて合成した。非常に不安定なため自然界には存在せず、寿命は1000分の1秒。

 コペルニクスは地球などの惑星が太陽の周りを回っているとする地動説を提唱した。IUPACは、地動説の考え方が「原子核の周りを電子が回る原子モデルに応用された」として、合成した独チームの提案を採用した。

 112番より重い元素は、日本の理化学研究所のチームが合成に成功した113番を含め、118番まで報告されている。【西川拓】

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介護相談の取り組みを紹介―介護福祉士会がシンポ(医療介護CBニュース)

 日本介護福祉士会はこのほど、地域住民からの介護相談をテーマにしたシンポジウムを東京都内で開催し、全国の介護事業者やNPOなどの取り組みを紹介した。

 地域での助け合い活動を広める「さわやか福祉財団」の木原勇氏は、地域のネットワークを生かし、介護保険の枠外で生活支援を行う事例を調査しており、その経験から当事者のニーズを把握することが最大の課題ではないかと述べた。また、ヘルパーが利用者宅を訪問する時に、近所の家にも声を掛けることで、見守りを促すことができた例を紹介。介護が必要な人は近くにいるかもしれず、介護を受けるのは難しくないことを伝えることができれば、事業所もさらにやるべきことが見えてくるのではないかと指摘した。

 岡山県介護福祉士会では県内各地に出向き、家族などから介護相談を受けてきた。さらに電話相談を昨年の介護の日(11月11日)に合わせて4日間行ったところ、将来への不安や介護疲れ、認知症への対応方法などの相談が多かったという。同会の草加昭子事務局長は、切実な相談は引き続き寄せられているとし、4月からは第1水曜を電話相談の日として定例化する予定だという。

 鹿児島市にある「特別養護老人ホーム睦園」の山下輝子氏は、ショートステイ業務を担当する中で、認知症の母親を介護する娘が疲れ果て、自分の意に反して母親につらく当たってしまった事例を挙げ、利用者だけでなく、介護をする家族の精神的なケアにも目を向けながら、在宅介護を支援していくことが大切ではないかと語った。

 青森県大間町の「地域包括支援センターくろまつ」の管理者、納谷むつみ氏は、同僚のケアマネジャーが認知症の女性の在宅介護を支えたケースを紹介。女性は高校生の孫と2人で暮らしていたが、何とか孫と暮らし続けたいとの思いがあった。介護や地域サービスが限られる中で、それぞれの職種が連携し、孫が高校を卒業するまで在宅生活を支えた同僚の姿を見たという納谷氏は、「介護福祉士は(利用者の)生活まで見るという専門性を持っている」と語った。


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<普天間移設>社国両党の提案聴取後、政府内で絞り込みへ(毎日新聞)

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で政府は12日、政府・与党で構成する「沖縄基地問題検討委員会」(委員長=平野博文官房長官)で社民、国民新両党から移設候補地の提案を受けた後、政府内部で候補地を絞り込む方針で調整に入った。検討委は社国両党が17日に提案を示した後、月内にも終える方向だが、両党が検討プロセスから外れることになるため、反発も予想される。

 両党は、米領グアムや米自治領北マリアナ連邦テニアンなどを移設候補地として提案する方針。政府は両党の提案内容を聴取後、実現可能性などの観点から両党案以外の選択肢も加えながら候補地を絞り込み、党首級閣僚で構成する基本政策閣僚委員会に報告する。

 検討委は当初、3月末までに候補地をまとめる方針だったが、各党の立場が異なることを考慮し、政府内部で絞り込むことにした。

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「検察の捜査に勝るものない」=小沢氏、政倫審出席に否定的(時事通信)

 民主党の小沢一郎幹事長は14日午後、福岡県久留米市内で記者団に対し、自らの資金管理団体の政治資金規正法違反事件で、社民党などが衆院政治倫理審査会での弁明を求めていることについて、「どこでも話すが、政倫審であれ何であれ検察の捜査に勝るものはない」と述べ、政倫審への出席に否定的な考えを示した。
 その上で、「強制力を持った捜査ですべて調べていただいて、その結果、不正なカネももらってないし、不正なこともしていないことが明らかになった」と自らの潔白を強調した。 

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<73歳窒息死>のどの骨折れる 水戸署に捜査本部(毎日新聞)

 水戸市渡里町、無職、木村はるさん(73)が自宅で窒息死しているのが見つかった事件で、茨城県警は15日、木村さんが殺害された疑いが強いとみて、水戸署に捜査本部を設置した。司法解剖の結果、のどの骨が折れていたといい、死亡推定時刻は9日午後以降とみられる。

 捜査本部によると、木村さんは11日午前8時ごろ、前日から連絡が取れないため心配した次女(38)が自宅を訪ねたところ、居間のこたつであおむけの状態で死亡していた。室内を荒らされた形跡はなかった。【原田啓之】

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ANA副操縦士が免許忘れる ソウル便、4時間半遅れ(産経新聞)

 全日空は12日、同日午前8時20分羽田発ソウル・金浦行きの1291便で、副操縦士(40)が航空法で携帯が義務付けられている操縦免許を羽田空港に置き忘れたまま搭乗していた、と発表した。

 全日空によると、同日午前10時ごろ、同社社員が羽田空港内の乗員室内にこの副操縦士の免許が置いてあるのを見つけ、不携帯が発覚した。ライセンス類の携帯は搭乗前に乗務員が各自で確認することになっており、点検後にしまうのを忘れたまま乗り込んだとみられる。

 同社では副操縦士の乗務を取りやめ、急遽(きゅうきょ)、羽田から別の乗務員を派遣して対応。副操縦士が搭乗予定だった金浦発羽田行きの便の出発が4時間半遅れたほか、後続の2便にも最大2時間半近い遅れが出た。乗客約900人に影響が出る見通しという。

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外出伴う公務見合わせ=陛下、体調万全でないと宮内庁(時事通信)

 宮内庁は8日、ノロウイルスによる急性腸炎と診断された天皇陛下について、今週予定されていた外出を伴う公務などの延期や取りやめを発表した。
 同庁によると、先週微熱があった陛下の体調は、8日朝には平熱に戻るなど回復しているが、「体力的に十全とは申しかねる状況」(金沢一郎皇室医務主管)のため、大事を取ったという。皇居・宮殿や御所での公務は予定通り行われる。
 10日の天皇、皇后両陛下の世田谷美術館(東京都世田谷区)訪問は延期し、12日の東京ドーム(文京区)での世界らん展は、皇后さまお一人で視察される。11日の宮中三殿でのご拝礼も掌典が代拝する。 

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ワシントン“凍結” 米東部中心に記録的積雪(産経新聞)

 【ワシントン=犬塚陽介】米東部を中心に記録的な積雪が続いている。ワシントンでは10日も大雪と強風に見舞われ、総積雪量の記録を111年ぶりに更新。米連邦政府機関は4日連続での閉鎖が決まり、議会もトヨタ自動車のリコール問題に関する公聴会を延期するなど機能停止状態を余儀なくされ、首都機能はまひ状態となっている。

 AP通信によると、ワシントンは先週末に続いて新たに約30センチの積雪を記録。昨年末からの今冬の総積雪は約139・4センチとなり、1898〜99年の過去最高記録を約1センチ上回った。フィラデルフィアやボルティモアでも記録を更新した。

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【著者に聞きたい】太朗想史郎さん 『トギオ』(産経新聞)

 ■“異端”の素顔とは

 作家による文学の新ジャンルや新たな文体への挑戦はほぼ試され、書き尽くされたのではないか。こんな想像を軽々とぶち破る“異端作”が登場した。第8回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作『トギオ』は、かつてない文体で新分野を拓(ひら)きながら、読者を異次元の文学世界へ引き込んでいく。

 同賞への応募は4度目の挑戦という。なぜ“このミス”だったのか?

 「ほかの賞の選考委員はたいてい小説家です。たぶん僕の小説は初めから選考ではじかれてしまうと予想できました。だからプロの読み手に判断してほしかったんです」

 “このミス”の選考委員は小説家ではなく書評家たち。そのプロの読み手はどう講評したのか。

 大森望氏は「冒頭の一行から尋常ではない」と驚き、茶木則雄氏は「一言で言って、ものが違う、と感じさせる異彩ぶりだった」と称(たた)え、吉野仁氏は「『このミステリーの枠を超えてすごい!』大賞は文句なしに、これ」と大絶賛した。

 異才が育(はぐく)まれた背景を探ると「大学時代にどうも自分は組織に向いていないなと気付きまして…」。現在30歳。就職活動を途中でやめたため社会人経験はない。自宅に引きこもり、いわゆるニートとして過ごしてきた。が、大学4年生のとき、本格的に小説を書き始める。同賞にこだわった理由は「選考委員の講評をすべて教えてくれるから」。弱点を克服しながら、独創的な文体を練り上げていった。

 貧しい村で激しくいじめられ傷つけられた主人公の少年が港町へ逃亡し大都会・東暁に流れ着く−という物語。東暁とは“歪(ゆが)んだ大都市・東京”を指すと想像できる。

 朝から昼過ぎまで執筆し、午後3時から散歩に出掛け、本屋で数冊買って帰宅、夕食まで執筆する。この生活を変えるつもりはないという。「賞金の使い途? 好きな本を買いたいです」。“異端”な青年の素顔は柔和だった。(宝島社・1470円) 戸津井康之

                  ◇

【プロフィル】太朗想史郎

 たろう・そうしろう 昭和54年、和歌山県生まれ。小学6年から中学卒業まで英ロンドンに在住。一橋大学卒業。

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<東電>作業員被ばく量対策チームを設置(毎日新聞)

 原子力発電所1基当たりの作業員の被ばく総量(集団線量)が多い問題を受け、東京電力は8日、検討チームを設けて抜本対策に乗り出す方針を明らかにした。同社での作業中の被ばく総量は国内の約4割を占める。作業手順や施設を見直し、汚名返上を目指す。

 東電によると、世界の沸騰水型原発51基のうち、06〜08年度の平均集団線量は少ない順に柏崎刈羽原発(新潟県)の22位が最高。福島第2原発(福島県)は23位、福島第1原発(福島県)はワースト5位の47位になる。特に福島第1は作業空間が狭く、線量が高い区域での作業が長引くのが原因という。

 同社は作業空間を広げるため保全センター(仮称)の増設を検討。線量の多い場所を電飾し作業員の注意を促す。また、放射線を遮る鉛板を増やし「無駄な被ばく」を減らす。東電は「5年後をめどに福島第1が40位以内、他の2原発が10位以内に改善したい」としている。

 経済産業省原子力安全・保安院は同社以外の電力会社も改善が必要として、近く対策強化に乗り出す。【山田大輔】

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